帝王切開の医療費控除について
医療費控除とは、
1年間で一世帯の医療費の支払いが10万円以上になった場合、
確定申告で税務署に申請するとお金が戻ってくるものです。
『治療に必要である』という費用が対象なので、
分娩にかかる費用はほとんど医療費控除の対象となります。
・妊娠の確定診断を受けてからの定期検診(妊婦検診)
・通院するための交通費
・分娩費
・入院費
・手術料
・薬代
などの他にも、
・薬局などで購入した薬代
・鍼灸治療やマッサージ代
なども対象となります。
医療費控除には健康保険適用外のものも含まれるうえ、
一世帯の家族全員分の合計を計算することになります。
この合計金額が10万円を超えれば申請できるのですが、
出産育児一時金や、高額医療で戻ってきたお金、
生命保険の給付金を差し引いた額が10万円を超えた場合に申請ができます。
医療費控除の申請は、『税務署に確定申告』です。
必要なものは、
・申告書(税務署にあります)
・源泉徴収票(夫か妻が会社員の場合で、会社にもらう)
・医療費の領収書
・医療費の内訳がわかるメモ(領収書がないものに対して)
・印鑑
なお、申請は5年以内で、さかのぼってもできますので、
対象となる場合は申請した方がお得です。
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