帝王切開のその他のリスク
その他のリスクとして、
・麻酔による合併症
・出血多量
などがあります。
麻酔による合併症には、主に頭痛や吐き気、
また、声が出にくくなるなど声の障害、
耳が聞こえにくくなるなど耳の障害があります。
これらはだいたい、術後一週間くらいまでには治まってくるので、
安静にしていれば心配はいりません。
もし退院する頃になっても調子が悪いようなら先生に相談してみてくださいね。
出血量は、自然分娩よりもやはりおなかを切るので、
帝王切開の方がはるかに多くなってしまいます。
手術の同意書にサインする時などに説明があると思いますが、
出血多量の場合、輸血をすること。
輸血をしても危険な状態の場合は、子宮摘出になってしまいます。
怖い話ですが、命を守ることが最優先になります。
私の場合は、出産時は下半身麻酔で特に何もなかったのですが、
子宮筋腫の手術時にした全身麻酔後では頭痛と嘔吐に襲われました(>_<)
麻酔が切れてきて内臓が動き出したから嘔吐したのだろうと
先生に言われ、吐き気止めの薬をもらいました。
しかし、嘔吐している時はもちろん吐き気が続いている時だったので
薬を飲んでもしばらくは嘔吐してました・・・。
しかしだんだん治まってきて、退院する頃にはなんともなかったので
あまり心配することはないように思います。
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