帝王切開とおっぱいトラブル
母乳の出方は個人差があるので、
たくさん出て困る人もいれば、その逆もあります。
また、赤ちゃんがうまく吸えないこともあって
おっぱいにはトラブルがつきものです。
帝王切開だから母乳が出にくいということはありません(^.^)
最初は出にくいこともありますが、母乳育児は子宮収縮が促進され、
産後の回復を早めるので積極的に行う方がいいでしょう。
母乳がたくさん作られると、おっぱいに母乳がたまりすぎて
カチコチになり痛みを生じます。
この状態を、胸が張るというのですが、
おっぱいマッサージをして少し母乳をしぼると楽になります。
しかし母乳は出した分だけ作られるので、しぼりすぎるとその分
余計に作られたまってしまうので、絞りすぎないようにしてください。
あまりにたまってしまうと乳腺炎というトラブルが起こり、
高熱が出てしまうので注意してください。
また、赤ちゃんのおっぱいの吸わせ方が悪いと、
おっぱいが傷ついてしまうことがあります。
産まれたばかりの赤ちゃんには歯がありませんが、
歯ぐきはあるのでやはり噛まれるようになります。
そのためおっぱいに傷が出来てしまい、傷口から細菌が入って、
膿んでしまうこともありますので、なるべく赤ちゃんの口を大きくあけさせて、
おっぱいを深くしっかりくわえるように授乳してあげてください。
一ヶ月検診時に子宮の様子や、赤ちゃんの検診にくわえて、
おっぱいの状態も診てもらえると思いますので、
何か気になることがあったらその時に相談してみてくださいね。
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